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こんにちは。熊本市で足のトラブルやお悩みに向き合う「ダ・ヴィンチのあし」の藤川です。
「最近、そういえば爪を切っていない気がする…」
そんなふとした違和感が、数ヶ月続くと不安になりますよね。
今回は、当サロンにご相談に来られた50代女性の体験談をご紹介します。ネットで検索してもなかなか答えが見つからず、お一人で悩まれていた日々から、どのように解決の糸口を見つけられたのでしょうか。

3〜4ヶ月に1回のペースで「うおのめ」「巻き爪」のケアにお越しくださるお客様から
「この前来た時からまったく爪が伸びてないんです!手も足も、なんか気持ち悪くて・・・なんでですかね?」
詳しくお話を伺うと、半年ほど前から手足の爪が、まるでピタッと止まったように全く伸びなくなってしまったそうなのです。
そういえば前回(3ヶ月前)も「爪はまだ伸びてないから、今回は切らなくて良さそうですね」ってお話した記憶が・・・
娘さんが心配してプレゼントしてくれたネイルクリームを毎晩丁寧に塗り、血行が良くなるように指先を揉んだりと、ご自身でできることは全て試されたそうですが、一向に変化は見られず…。
ネットで検索しても「それは老化です」とか「皮膚科へ行きましょう」といった一般的な内容ばかりで、ご自身の状況に当てはまる答えが見つからず、本当に不安で途方に暮れていらっしゃいました。
痛くも痒くもなくただ「爪が伸びない」ってだけで病院に行くのもなんだかね・・・とお話をしながら、最近の生活の変化について一緒に振り返ってみると、一つ気になる点が見えてきました。
ちょうど爪が伸びなくなった半年前から、アレルギー性鼻炎の治療のために、新しいお薬を飲み始めていらっしゃったとのことでした。
あまりに珍しいケースだったため、お客様と一緒に詳しく調べてみたところ、日本皮膚科学会のホームページに『黄色爪症候群(おうしょくそうしょうこうぐん)』という症状についての記述を見つけました。
これによると、爪の成長が極端に遅くなってしまうこの症状は、鼻炎や副鼻腔炎といった呼吸器の不調とも関連があるケースがあるのだとか。
今回のお客様も、鼻炎の治療を始められたタイミングと重なっていたため、「もしかしたら関係があるのかもしれないですね」と一緒に顔を見合わせたのを覚えています。
【該当の記事はこちら】https://qa.dermatol.or.jp/qa38/q25.html
その後、お客様が改めてかかりつけのお医者様に相談された際、とても大切なことを教えていただいたそうです。
「爪や髪は、その人の代謝の状態を表すもの。材料が足りていなかったり、代謝がうまく回っていなかったりするのかも。まずは食事の内容を見直してみましょう」
お医者様によると、爪が伸びないのは身体の内側のサインであることも多いのだそうです。
実はパンと甘いものが大好きでやめられない、健康のために「乳酸菌飲料」も毎日とっているとおっしゃっていました。
現在は、糖質を少し控えめにし、乳酸菌飲料も糖分が多いのでやめたそうです。そして筋肉や爪の材料になる「タンパク質ファースト」の食事を意識して、内側から代謝を立て直すことに取り組んでいらっしゃるとのこと。
「やっぱり食べ物が大事ですよね、これからどんどん体力も落ちるし、将来のために頑張ってパン減らしてます」と、前向きに切り替えられたお姿がとても印象的でした。
ただし、爪の変化はとてもゆっくりです。爪が伸び始めるまで半年くらいはかかるかもしれません。その間は今ある爪が頼りですから、しっかり保湿して割れたりかけたりしないよう注意が必要ですね。
今回の事例以外にも、足の爪には「伸びない原因」が隠れていることがあります。

靴・指が曲がっている・猫背が原因です。
そもそも爪はベルトコンベアのように根本から生えてきます。しかし前方に障害物・壁があると前に進めないので、爪が伸びずにどんどん厚くなることがあります。
写真の爪は靴による圧迫や、重心が崩れた歩き方・姿勢が原因で、爪が前に進むのを「壁」が邪魔している状態です。

こちらはバスケット選手の足。常に指先に力が入っているので指先がカチカチの角質に。
この皮膚が爪の行き先を塞いで分厚くなっています。爪のお手入れと共に、角質ケア、足の環境整備(靴・靴下など)が必要です。

一本だけ伸びないケースは過去にぶつけた衝撃が影響しているかも。写真の例は数年前に親指をぶつけて以来、でこぼこの爪がゆっくり生えてくる例。(めちゃくちゃ遅いので1年に1回のペースでご来店)
怪我や衝撃以外にも手術や大病のストレスで爪が伸びなくなる、生え変わる方もいらっしゃいました。
手足の爪、両方とも伸びない場合は栄養素不足かも?タンパク質・亜鉛・鉄分などが不足すると伸びるのが遅くなります
これより伸びていない場合は観察が必要です
また子供さんの足爪が一本だけ伸びない場合は、深爪しすぎて指先の肉が盛り上がり、物理的に爪をブロックしているケースが多いです。普段の爪の切り方を見直してください。
過去の記事で子供の爪の切り方を紹介しています

過去の記事を参考にしてください

爪が伸びないという悩みは、単なる老化ではなく、身体からの「今は栄養を別のところに回しているよ!」というサインかもしれません。
まずは皮膚科を受診して医学的なチェックを受けることが大切ですが、もし「靴や歩き方、食事といった日常から見直したい」と思われたら、ぜひ熊本の「ダ・ヴィンチのあし」を頼ってください。
あなたの爪が再び健やかに伸び始めるまで、一緒に寄り添い、原因を紐解いていくお手伝いをさせていただきます。
この記事を書いたのは

藤川ゆかり
熊本県熊本市のドイツ式フットケアサロン「ダ・ヴィンチのあし」代表、足と靴の専門家としてこれまでに3,000人以上の足の悩みに向き合い、施術を行ってきました。
足爪補正や角質ケア、歩行改善を通じて、痛みの根本改善をサポート。特に副爪や巻き爪、タコ・魚の目のケアに精通し、再発しにくい足づくりを提案しています。
また、最新のフットケア技術や歩行メカニズムについて学び続け、専門知識を活かした情報を発信中。「いつまでもどこまでもこの足で」歩み続けるあなたをサポートします