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施術中お客様に「爪が大きくていいですね~」とか「爪が小さいですね~」というお話をすると「え?!爪って大きいとか小さいとかあるんですか?」と驚かれることがあります。

親指の爪、大きさには個人差があるんですよ

実は、私の爪はすごく小さいんです。

フットケアを始めるまでは気にしたこともありませんでした。

フットケアの師匠に「抜爪手術したことある?」と聞かれるほど。

※抜爪(ばっそう)手術とは巻き爪の手術のことで爪を根元からカットして生えてこないようにする手術のことです。

当サロンのお客様でも私より小さい爪の方は片手で数えられるほどしかいらっしゃいません。

陥入爪1
陥入爪2

爪が小さいとどうなるか? 

写真でお分かりいただけると思いますが、私の爪は何というか…

「お肉に埋もれている」というかんじですね。

このような爪を陥入爪(カンニュウソウ)と呼び、巻き爪を起こしやすい状態です。確かに、以前は少し体調が悪いと爪のキワがぷくっと腫れて痛みを感じることがありました。爪の役割は主に「指先の保護」と思われるかもしれませんが、もう一つ大切な役割があります。それは

「力の支点」です。

手の爪が無くなると物がつかめなくなるって聞いたことありませんか?

極端な例ですが、お料理トングの先がふにゃふにゃのゴムだったらモノがつかめないですよね…そんな感じです。

足の爪は歩行時の支点としての役割があり、地面を蹴りだすときに必要です。大きいほうが効率よく体を使うことができます。小さいと効率が悪く、その他の部分でカバーする必要が出てくるわけですね。つまり、疲れやすかったり血行が悪くなったりします。

爪の大きさはどうやって決まる?遺伝?

答えはわかりません。

データが無いのではっきりとしたことがわからないのです。

が、私の経験則としては遺伝の可能性もあるかな?と思っています。顔や骨格が似るように足の形がそっくりな親子のお客様もたくさんいらっしゃいますし。

陥入爪
中学生のアスリート男子です

写真のお客様はおばあちゃんとそっくりの爪だそうです。ご本人曰く「巻き爪のサラブレッド」とのこと(笑)

私の実父も生前「爪の際が痛い」と言っては爪切りに苦戦していたのでおそらく陥入爪だった可能性があります。その頃は父の足をよく見ていなかったので今ではわかりませんが…

逆に、遺伝でない可能性もあります。それは子供のころの爪の切り方です。

親が自分と同じように「深爪」や「白いところが全くない」ように子供の爪を切っていると子供の爪が小さくなることも十分ありえます。事実小さいころ私は父に爪を切ってもらっていましたし。

私の娘は、足の形は私にそっくりなんですが、爪切りは私がやっているので爪は大きいように感じます。まだ、3歳なので何とも言えないですが。

足の形は私にそっくりです

爪の大きさは変えられる?

変えられます。

巻き爪・陥入爪でお悩みの方におすすめなのが「巻き爪スパンゲ」です。

爪の形を根元から変えていくので爪が大きくなり痛み爪切りが困難といったトラブルから卒業することができます。

巻き爪スパンゲ

1趾 5500円(込)

・すぐに痛みが和らぐ
・継続することで巻き爪から卒業できる
安全で効果の高い技法です。 一度の施術で痛みを緩和することができます。

たかが爪ですが、人の体に不必要なものはありません。

足の爪ちゃんも「必要だからそこにいる」のですね。

巻き爪や陥入爪でお悩みの方は、「たかが爪」と軽く見ず適切にケアしてあげましょうね。

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藤川さん、自分の爪は巻き爪スパンゲしないの?
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私の爪は稀に見る悪いお手本なので、お客様にお見せするために大事に取っておこうと思います(笑)正しくカットすれば痛みは出ませんしね。