軽い靴がいいよね?

足が疲れやすい方は靴が軽いか重いかで選んじゃダメです。

店頭で靴を手に持って重さをチェックされているお客様を良くお見掛けします。どうして重さを気にされているのかお伺いすると…

• 足が疲れるから
• 膝が痛いから
• 軽いほうが足にいいでしょ？

とほとんどの方がいずれかの答えをされます。が・・・

ズバリ申し上げます。

靴が軽い事と上記のことは無関係です！

じゃあなんで軽い靴がこんなにたくさん売ってあるのよ！って疑問は過去の記事で少し触れています。やっぱりクッション性が高い靴のほうがいいよね？

軽い靴のメリット・デメリット

メリットは軽い事ですね。持ち運びには楽かもしれませんね～旅行とか、スポーツジムに持っていくなど。

う～ん、後はスニーカーに限りますが「軽い=乾きやすい素材」なのですぐ乾きそうです。私が考えるメリットはこれくらいですかね…

デメリットは…

・軽量のソール材は摩耗しやすい　

密度のぎゅっと詰まった素材と空気がたくさん含まれたふわふわの素材を想像してください。ソールが摩耗した靴を履き続けると、悪いバランスのまま日常生活を送ることになり、その姿勢が固定されてしまいます。こまめにソールの減りをチェックして靴を取り換える、修理をするなどの対応が必要です。

・アッパーが型崩れしやすい

重い靴はしっかりと厚みのある素材で複雑なパーツでできていることが多いです。パーツごとに硬さを変えしっかりと足を支える機能があります。逆に軽い靴はパーツが少なく素材も薄い、これだと足が支えられずフリーダムな状態に…。つまり、足のバランスが悪いかたは悪い状態を維持してしまうということに。

しっかり筋力がある方はそれでもいいかもしれませんが、疲れやすい、膝腰が痛い、立ち仕事の方にはどうかな…？と思ってしまいます。

・推進力にならない

これは人間の歩行の仕組みとかかわっていますよ。次項で詳しく！

靴と歩行の関係

人間の片足の重さは体重の約2割ほどといわれています。

体重60kgの場合…12キロもあるんですね！それが2本。

効率よく歩くために「足を振り子のように振って」私たちは歩いています。

その時に、ある程度重さのある靴だと、いい感じの「重り」になって歩行の推進力となるんです。

軽い靴ですと「重り」になりませんから12㎏を持ち上げるのに余分に筋力を使ってしまうんですね。想像しただけでなんだか疲れちゃいますね。

靴選びの基準は重さではなく、足に合っているかどうか？

ここまで、軽量の靴のデメリットを書き連ねてしまいました…が軽量の靴が全面的に悪いとはおもっていません。

あくまでも軽いか重いかだけで靴選びをしないでほしいということです。

デザインがすき。履き心地がすき。で購入されるのはもちろんgood！だとおもいます。あその靴屋さんフジカワにも軽量の靴たくさんありますし。

でも、一番大事基準は足に合っているかどうか？ですよ。

不思議なことに足に合っていると多少重くても軽~く感じるんです。とはいえ、皆さん自分に合っている靴を見つけるのにご苦労されているんですよね…

ダ・ヴィンチのあしだからできること

ダ・ヴィンチのあしは創業90年の靴専門店「阿蘇の靴屋さんフジカワ」の中にあります。

足が疲れやすい、痛い…お悩みのかたは一度シューフィッターのアドバイスを受けていただくことを強く強くお勧めいたします。

また、インソールの調整もおこなっております。あなたの足骨格の足りない部分を補ってくれるダ・ヴィンチのあしのバランスインソールは履くだけで体が整います。

セルフチェックリストをつくりました

自分に合う靴がない、足が痛い、疲れやすい、

どこに相談したらいいかわからない！

という方がとってもとっても多いので、少しでも助けになれば…とセルフチェックリストをつくりました。

・サロンに行って相談するほどでもないし…

という方はぜひご活用ください。4ページに渡り詳しく解説していますよ。