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このたびの令和8年熊本地震により、大切な方を亡くされたご遺族の皆様に、心よりお悔やみ申し上げます。また、住まいや日常を奪われ、今も不安な時間を過ごしていらっしゃる皆様に、深くお見舞い申し上げます。
余震が続く中、気持ちが落ち着かない日々をお過ごしの方も多いと思います。今日は、「ダ・ヴィンチのあし」として、そして一人の熊本県民として、今の気持ちをお伝えしたいと思います。
被災された方はもちろん、直接的な被害がなかった方も、テレビやSNSで流れてくる情報に心をすり減らしている頃かもしれません。
こんな時だからこそ、まずはご自身の心と体を最優先にしてください。誰かのために、と気持ちが急いても、ご自身が健やかでなければ、大切な人を支え続けることはできません。しっかり眠ること、食べること、安全な場所で体を休めること。それは決して後回しにしていいことではなく、今いちばん大切な行動です。
正直に言うと、私自身も「今すぐ何かしなくては」という気持ちに何度も駆られています。
けれど、発災直後のこの時期は、救助や医療、インフラの復旧など、専門的な知識と装備を持ったプロフェッショナルの方々が最優先で動くべき時だと考えています。素人が現地に押しかけることが、かえって支援の妨げになってしまうこともあります。今の私にできることは、その方々の活動を後方から支え、必要とされる時が来たら、自分にできる形で力になることだと思っています。
SNSなどを見ていると、すでに支援活動を始めている方の姿が目に入ってくると思います。それを見て「自分は何もできていない」と焦ったり、引け目を感じたりする必要はまったくありません。
動ける人が動ける時に動く。それでいいのです。今は自分と家族の安全を守ることに専念する、それも立派な行動のひとつです。人それぞれ、置かれている状況もタイミングも違います。どうか、ご自身を責めないでください。
私はこれまで、いくつかの被災地でボランティア活動に関わらせていただきました。
福島県の仮設住宅では、住民の皆様とお茶会を開かせていただいたことがあります。熊本地震の後にも、仮設住宅でのお茶会をのべ50回ほど続けさせていただき、そのご縁がきっかけで、西原村の茶道教室で講師を務めることになりました。また、人吉・球磨地方の水害の際や、西原村で局地的な水害があった際には、復旧作業のお手伝いにも伺いました。
これらの経験を通じて感じたのは、支援というのは「今すぐ、大きなことをする」ことだけではないということです。時間が経ってから、自分にできる小さな形で関わり続けることにも、大きな意味があります。今すぐ動けなくても、決して焦る必要はありません。
被災地の状況を知ろうと、テレビやSNSを見続けてしまう方も多いと思います。もちろん状況を把握することは大切ですが、それによってご自身の心が疲れてしまっては本末転倒です。
しんどいと感じたら、テレビを消してもいいですし、SNSから距離を置いてもいいのです。情報は、量ではなく、ご自身が受け止められる範囲で、能動的に選んでいい。それは無関心なのではなく、自分を守るための、とても大切な行動です。
ダ・ヴィンチのあしは、現在通常通り営業しております。
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今は、それぞれのペースで、それぞれにできることをしていく時期だと思います。ダ・ヴィンチのあしも、これまでと変わらず、皆様の毎日にそっと寄り添う存在でいられたらと思っています。
どうか、ご自身とご家族の安全を第一に、無理のない日々をお過ごしください。
ダ・ヴィンチのあし 藤川